芸術はいつから腐っていたのか。

たまたま何の気なしにyoutubeでジェフクーンズとかダミアンハーストとかの動画を観た。

狂気の沙汰だと思った。popartなんて観るもんじゃない。ろくな事はない。

まるで芸術に愛情の無い連中が功名心だけで彼らを利用し寄生している。

皆、悪人の顔をしている。悪人は歯を見せてよく笑う。

彼らは美術のコンテキストをねじ曲げ、それを盾に自分達の正当性をうたう。

愚かな、快楽主義のブルジョワを取り込みバックにつけその資本力で芸術の世界から良貨を駆逐していく。

それらの様相は概して巨大で完璧であたかも高尚な背景を隠しているかのようだ。無知な人達はただその外観の親しみやすさに惹かれ、幾分でも知識のある人は現代美術の持つ無知に対する後ろめたさを攻撃する特性ゆえにやはりそれらを厳粛に眺める。

 

芸術はいつから腐ったのか。ウォーホルからか。芸術家という職業が産まれたころからだろうか。もっと昔、そもそも始めから腐っていたのか。

芸術作品を眺めるあの様式はまさに荘厳な教会での礼拝と同じだ、とはよく言われる。

人が神やそれと同等とされた権力者達を崇拝する時、決まって芸術は共にいた。

 

宗教というものがまだ人々に有効だった時、少なくともそれが人間に最低限の良心を維持させていた。

神を否定した人間にはもはや、進化論における弱肉強食、弱者の淘汰、というルールしか残されていない。そしてそれが芸術の世界でも如実に繰り広げられている。

 

神を否定した人間の空虚を埋めるがごとく偽りの偶像が美術館を飾っている。

 

 

 

 

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